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修心流居合術兵法 修心館
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居合斬業ある日の稽古
YouTubeで異物試斬が公開されて以降、抜刀した状態からの試斬とは別に、居合斬による試斬も見たいというリクエストを多数頂きましたので、ここに少しだけご紹介させていただきます。以下は修心館々長町井の、とある日の居合斬稽古の様子を収めたものです。
 尚、武術としての居合を修練する以上、斬ることが出来て当たり前であり、別段珍しくも凄いものでもありません。つきましては武道としての居合を追求する以上、修心館では今後町井の居合斬・試斬の一般公開は控えさせて頂きます。
青竹試斬
2008/06/03撮影  於自宅駐車場
この時期の青竹は斬る稽古に適した程良い硬さと柔らかさをもっています。
修心流の知名度をあげ、門人を多く募りたいとの焦りから、一旦封印するとしながらもアップロードを続けてきました試斬動画ですが、今回の青竹試斬をもって最後とし、今後は門弟達の修行成果のみを披露していきたいと思います。
仕事として依頼された演武やテレビ出演などでは、再び斬る姿をお見せするかと思いますが、ひとまず個人的な掲載はこれにて見納めです。

※我が国の大切な文化財である日本刀に、刃こぼれや曲がり、折損等を生じさせる可能性がありますので、動画の真似はけっしてしないでください。特に伐採後日数が経過した乾燥竹などは刀を痛めるだけですからご使用にはならないでください。

抜付
2008/05/24撮影  於大阪道場
先にも記しましたように、理想的な抜付とは、右や後方まで刀を振り切るのではなく、両断し終えたところで刀が留まることです。腕力任せでは成し得ることはできず、非常に高度な技術が必要となりますが、こうすることによって、万一抜付をかわされ、敵が間合いを詰めて懐に入り込もうとしても、切先を少し内に向けるだけで、即座に突きなどの防攻に切り替えることができるのです。
抜付
2008/05/21撮影  於自宅駐車場
鞘から抜いて振りかぶってしまうもの、大きく左へ外しながら抜きつけるもの、抜き付けた後の右手位置が真横まできているもの、更にひどいものになると右手が後方まできているものなど… これらの抜付は武術としての抜付とは言えません。
修心流の抜付は上記の動作が全くないものであり、簡潔に言えば、自分の中心を守りつつ、かつ敵の中心を抑えながら、鞘から切先が離れるや両断し終わっているといった抜付です。
斬上に関しては巻藁を斜めに斬るわけですから、比較的容易ですが、これが真水平となるとかなり高度な技術が必要となります。
抜付で両断した後、すぐに二の太刀に構える関係上、上の動画では一見斬り終えた右手(切先)は真横まで振り切っているように見えるかもしれませんが、よく見て頂ければ形通り切先と腕は前方を向いた状態で両断できていることがおわかり頂けるはずです。




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