脇指 864 無銘
- Mumei -

刃長 一尺二寸二分七厘七毛 / 37.2 cm 反り 二分九厘七毛 / 0.9 cm
元幅 27.6 mm 元重 6.5 mm
先幅 物打25.1 mm 先重 物打5.7 mm
目釘穴 3個(1埋) 時代 室町前期~中期
The early ~ period of period of Muromachi era
鑑定書 登録 令和5年8月8日 大阪府登録
附属 ・素銅二重はばき
・白鞘
価格 330,000 円(税込)



大きく磨り上げられた長巻直し。茎に残る樋からもその様子が窺える。地鉄は板目が並んだ所謂綾杉肌で、肌立ち、地沸付いて地景入り、斑状に沸映りが立つ。刃文は小湾れに互ノ目が交じり、刃縁には小沸が豊かに付き、刃縁には地鉄に絡んだ複雑な変化を多様に見せ、鋩子は乱れこんで先丸く返る。

刀剣趣味人憧れの綾杉肌の古作です。古月山や波平辺りで極められるのではないでしょうか。はばきは元来着せであったものであり、伝来の良さを窺わせます。

裸身重量275グラム。