刃長 |
一尺八寸八分七厘七毛強 / 57.2 cm |
反り |
三分六厘三毛 / 1.1 cm |
元幅 |
30.6 mm |
元重 |
7.4 mm |
先幅 |
物打24.5 mm 横手位置21.5 mm |
先重 |
物打5.7 mm 松葉位置5.1 mm |
目釘穴 |
2個 |
時代 |
室町末期~江戸前期
The last years of Muromachi ~ The early period of Edo era |
鑑定書 |
― |
登録 |
平成17年1月18日 東京都登録 |
附属 |
・真鍮太刀はばき
・海軍太刀型軍刀拵(藍鮫研出鞘若瀬式特殊石突) |
価格 |
605,000 円(税込)
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大きく磨り上げられるも元先の幅差頃好く開いて切先延びる。地鉄は小板目がよく錬れて詰み、地沸ついて精美。細く二重に現れた棒映りが印象的である。刃文は匂口明るく冴えた互ノ目乱れで、刃取りの高低差少なく、尖り刃多々交え、鋩子は直ぐに先丸く返る。
附属の海軍太刀型軍刀拵は藍鮫皮をぐるりと巻いて研ぎ出してあり、鮫皮の傷みも殆ど無く状態良し。特筆すべきは若瀬式特殊石突金具が装着されている点で、これは刀を杖のように地面につける西洋のサーベルでの慣習を、そのまま日本刀式軍刀でも行ってしまったがために、数多の軍刀の鐺金具(石突金具)が摩耗して穴が空いてしまったりと、諸々問題が起きてしまうことから拵を守るべく開発された、いわば日本刀式鐺にサーベル式石突を組み合わせた物である。
数多現存する軍刀拵ですが、若瀬式特殊石突金具が装着された品は少なく大変希少です。
柄にガタツキ無し。鐔鳴り無し。
裸身重量679グラム。 拵に納めて鞘を払った重量1,100グラム。 |
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