脇指 841 |
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横山上野大掾藤原祐定 備州長船住 |
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- Yokoyama Kozuke daijo Fujiwara Sukesada - |
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刃長 |
一尺九寸一分二厘強 / 51.5 cm |
反り |
六分二厘強 / 1.9 cm |
元幅 |
32.1 mm |
元重 |
8.4 mm |
先幅 |
物打24.0 mm 横手位置21.7 mm |
先重 |
物打6.3 mm 松葉先4.7 mm |
目釘穴 |
1個 |
時代 |
江戸前期
The early period of Edo era |
鑑定書 |
特別保存刀剣鑑定書 |
登録 |
昭和46年2月16日 大阪府登録 |
附属 |
・素銅地二重はばき
・白鞘 |
価格 |
660,000 円(税込)
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室町中期から続く備前祐定派は、数十人規模で鍛刀していた大刀工群でしたが、古刀期末期の度重なる吉井川の氾濫に伴って多くの鍛冶を失い、祐定の一族のみになったと伝えられます。
横山上野大掾祐定は、新刀祐定派復興の功労者である七兵衛尉祐定の子で、古刀期永正の与三左衛門尉祐定から数えて六代目。名を平兵衛と称し、寛永十年に生まれ、寛文四年七月、32歳の時に上野大掾を受領、以降需要の最盛期にあって長船祐定派を統率し、89歳という長寿を全うするまで末備前祐定流の復興に心血を注ぎ、消滅寸前の長船を復活させた新刀祐定随一の名匠です。
この脇指は刃長の割に反り深目で、元先の幅差頃好く開いて切先延びごころ。地鉄は杢目よく練れて詰んで地沸付き、細かな地景が入って一切の破綻が無く、刃文は匂口明るく冴えた直刃を焼いて、刃縁には細かな働きが見られます。鋩子は表裏共に直ぐに焼きたっぷりと丸く返っています。
裸身重量710グラム。
※特別保存刀剣鑑定書は日本美術刀剣保存協会から届き次第お送り致します。
各種クレジットカード、ショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。
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