脇指 823 無銘
- Mumei -

刃長 一尺七寸九分五厘弱 / 54.4 cm 反り 五分九厘弱 / 1.8 cm
元幅 27.5 mm 元重 5.1 mm
先幅 物打22.2 mm  横手位置18.2 mm 先重 物打4.6 mm  松葉先3.8 mm
目釘穴 2個 時代 室町前期~中期
The early ~ middle period of Muromachi era
鑑定書 登録 平成15年7月23日 茨城県登録
附属 ・素銅地銀着菊花文様はばき
・陸軍九八式軍刀拵(アルミ鞘)
価格 495,000 円(税込)



鎬造、庵棟。大きく磨り上げられるも元先の幅差開いて中切先延びごころ。地鉄は小板目杢交じりよく錬れて詰み、地景入る。刃文は匂口明るく、互ノ目に互ノ目丁字を交え、飛焼盛んに焼き、刃中には金筋や細かな砂流が見られ、太い足入る。鋩子は表乱れ込み、裏は大人しくやや乱れごころを交え、先丸く返る。
小さな鍛錬疵は見られるも地刃の出来は頗る良く、研磨後の極めが期待されます。

附属の拵はアルミ鞘で、鐔には今尚黄金色がしっかりと残っている。柄にがたつきは無く、駐爪もしっかりと稼働。金具は『23』揃いの完全オリジナルです。
※委託品

裸身重量460グラム。  拵に納めて鞘を払った重量829グラム。