脇指 816 無銘
- Mumei -

刃長 一尺三寸四分六厘五毛弱 / 40.8 cm 反り 二分六厘弱 / 0.8 cm
元幅 27.5 mm 元重 5.4 mm
先幅 物打23.7 mm  横手位置19.8 mm 先重 物打4.7 mm  松葉先3.8 mm
目釘穴 1個 時代 室町後期~江戸前期
The latter period of Muromachi ~ The early period of Edo era
鑑定書 登録 昭和52年9月8日 愛知県登録
附属 ・木はばき
・白鞘(新調済)
価格 132,000 円(税込)



元先の幅差開いて中切先やや延びごころ。指表の茎には腰樋の名残が在り、地鉄は杢目がよく練れて肌立って美しく、細かな地景入る。刃文は匂口明るく冴えた互ノ目乱れで、兼房風や箱乱れ風の刃交じり、足・葉入り、刀身中央より先は刃縁に大粒の沸が付き、鋩子は表は乱れ込み、裏は乱れこんで先直ぐに共に丸く返る。

現状のままでも鑑賞を楽しめますが、出来良い作品ですので、余力ある方は然るべき研磨を施し、保存刀剣鑑定を御受審の上御愛蔵頂ければと思います。

裸身重量333グラム。