短刀 326 |
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(菊紋)河内守源廣信(二代) (朱書)浅井氏 |
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- Kawachi no kami Minamoto Hironobu(2nd gen) - |
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刃長 |
六寸九分九厘六毛強 / 21.2 cm |
反り |
三厘弱 / 0.1 cm |
元幅 |
32.8 mm |
元重 |
6.7 mm |
先幅 |
物打28.1 mm |
先重 |
物打5.5 mm |
目釘穴 |
1個 |
時代 |
江戸前期寛文頃(1661~)
The early period of Edo era |
鑑定書 |
特別保存刀剣鑑定書 |
登録 |
令和6年3月14日 愛知県登録 |
附属 |
・素銅地金鍍金はばき
・雲紋黒石目蝋塗鞘短刀拵 |
価格 |
880,000 円(税込)
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名を権左衛門。万治二年二月、河内大掾を受領し、後に河内守に転じました。銘に菊紋を冠して刻します。
刃長に比して身幅広く、三ツ棟、フクラついた姿は平造の寸延び短刀や脇指を切り詰めたかのような印象を与える。地鉄は小板目がよく錬れて詰むも少しく肌立ち、地沸ついて地景入って精美。刃文は短く焼き出し、互ノ目に互ノ目丁字がかった刃を交え、砂流盛んにかかり、大粒の沸が刃縁を覆い、鋩子は乱れ込んで互ノ目を三つ焼きながら長く返る。指裏の茎に朱漆にて『浅井氏』と所有家の名が記されている。
附属の拵は切羽もオリジナルで状態良く、好ましい。切羽は元は金または銀の着せであったことが覗える。目貫は稲荷の狐であろうか。柄にがたつきは無く、鐔鳴りもほぼ無し。
当店にて観賞用上研磨を施し、特別保存刀剣同時鑑定を受審しまして、見事特別保存刀剣鑑定書が交付されました。研ぎ上がったばかりの地刃の冴えと、廣信の迫力ある出来口を存分にお楽しみ頂けます。
裸身重量213グラム。 拵に納めて鞘を払った重量355グラム。 |
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