短刀 318 宗近
- Munechika -

刃長 五寸四分四厘五毛強 / 16.5 cm 反り
元幅 18.9 mm 元重 6.4 mm
先幅 物打21.2 mm 先重 物打3.8 mm
目釘穴 1個 時代 明治~昭和前期
The Meiji ~ The early period of Showa era
鑑定書 登録 平成11年3月9日 大阪府登録
附属 ・素銅はばき
・白鞘
価格 110,000 円(税込)



平造冠落。庵棟。指裏に薙刀樋を樋先丸留にし、添樋を掻く地鉄は無地で地沸が付き、刃文は匂口明るく冴えた小湾れ調子の互ノ目を焼き上げ、帽子は表裏直ぐに先大丸に返る。
指裏に宗近と銘がありますが、登録証では読み間違えて「兼道」となっています。登録証の内容を正しく変更してお納め致します。
尚、宗近の偽物ではなく、今も奈良市に現存する刃物店「三條小鍛冶宗近」が、明治、大正頃の頃に鍛えた作品です。
上手な研磨が施されており、凛とした姿が眼を惹きます。短寸で女性の懐剣に頃合で、御守刀としてもお薦めです。

裸身重量101グラム。