短刀 301 基重 平成十九年八月日
- Motoshige -

刃長 八寸九厘 / 24.4 cm 反り 内反り
元幅 25.8 mm 元重 6.2 mm
先幅 物打23.2 mm 先重 物打5.0 mm
目釘穴 1 時代 平成19年(2007)
The middle period of Heisei era
鑑定書 登録 平成19年9月11日 静岡県登録
附属 ・素銅地金着はばき
・白鞘
価格 198,000 円(税込)



小栗基重は昭和28年静岡県周智郡の生まれで、名を辰巳と言います。昭和51年(1976)に、人間国宝の二代月山貞一の兄弟子にあたる名工、喜多貞弘の下で鍛刀を修め、同58年(1983)には岡山県重要無形文化財で無鑑査の柳村仙寿に師事して刀身彫刻を学び、同年に作刀承認して独立しました。
平成元年(1989)に新作名刀展に初出陳以降、刀剣の部、刀身彫刻の部で数多入選し、努力賞も受賞しました。

この短刀は身幅、重ね尋常にして、三ツ棟。小板目肌緻密に錬られて詰み、細かな地景入り、刃文は直刃を基調として小互ノ目や小湾れを交え、砂流かかり、刃縁には地鉄に絡んだ細かな変化が多々見られる。鋩子は直ぐに先丸く返る。

はばき下の部分研磨、22,000円(税込)にて承ります。

裸身重量180グラム。