短刀 299 助宗作
- Sukemune -

刃長 一尺五分六厘弱 / 32.0 cm 反り 一分一厘弱 / 0.34 cm
元幅 30.6 mm 元重 5.5 mm
先幅 物打27.4 mm 先重 物打4.8 mm
目釘穴 1個 時代 室町後期から江戸前期
The latter period of Muromachi era ~ The early period of Edo era
鑑定書 登録 昭和37年2月28日 長野県登録
附属 ・素銅はばき
・白鞘
価格 165,000 円(税込)



平造。庵棟。表に素剣、裏に護摩箸を彫り、地鉄は杢目よく練れて詰み、地景入って精美。匂口明るく冴えた刃文は、直刃調に浅い湾れを交え、刃中には微細な砂流が看取でき、鋩子は表裏共に湾れを交えて先丸く返る。

遺品整理でお預かりしたうぶ品の寸延短刀です。駿州島田の助宗も江戸期には越後、信濃、摂津等に移っている。現状、真贋保証はございませんが、地刃の出来優れた作品ですので、研磨を施し保存刀剣審査を御受審下さい。

裸身重量252グラム。