太刀 097 相模國住靖要作 昭和四十八年五月吉日
- Sagami no kuni ju Yasuaki -

刃長 二尺四寸三分二厘弱 / 73.7 cm 反り 六分三厘 / 1.91 cm
元幅 33.4 mm 元重 7.1 mm
先幅 物打26.65 mm  横手位置23.4 mm 先重 物打5.2 mm  松葉位置4.8 mm
目釘穴 1個 時代 昭和48年 (1973)
The latter period of Showa era
鑑定書 登録 昭和48年7月6日 神奈川県登録
附属 ・素銅地金着はばき
・白鞘
価格 550,000 円(税込)



本名、増田要。大正4年1月10日栃木県生まれ。神奈川県茅ヶ崎住。元東京九段靖國神社内日本刀鍛錬会刀匠、昭和19年元陸軍大臣杉山大将より「靖要」を受銘した靖国刀匠12人の1人で、靖國神社奉納刀、陸海軍の軍刀を鍛錬しました。戦後は昭和28年より作刀を再開し、新作刀展では優秀賞を含む数々の賞を16回受賞しています。

この太刀は元先の幅差頃好く開き、切先やや延びごころ。太刀としては反り浅目で、打刀として用いることができる姿。地鉄は小板目が良く寝れて詰み、地沸付いて地景入り、刃文は匂口明るい直刃調小乱れで、刃中には足が頻りに入り、細かな砂流がかかり、一際長い金筋が見られ、鋩子は表裏共に直ぐに先丸く返っています。
惜しいことに佩裏はばき上2cmほど上の刃縁に小さな鍛え疵があります。それ以外は研磨状態も悪くはなく、美術鑑賞刀としても、武用刀としても申し分ない出来口を誇る一刀です。

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裸身重量828グラム。


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