小刀 120 美濃守藤原政常
- Mino no kami Fujiwara Masatsune -

刃長 三寸九分二厘七毛弱 / 11.9 cm 反り
元幅 12.9 mm 元重 2.6 mm
先幅 8.8 mm 先重 1.6 mm
目釘穴 時代 江戸
The Edo era
鑑定書 登録
附属 ・白鞘
・銀はばき
価格 121,000 円(税込)



初代政常は槍と薙刀の名人として名高い刀工。美濃国関兼常の八代目の次男で、はじめ兼常と名乗る。尾張清州に移り、福島正則公のお抱え工となって名を政常と改め小牧に移住。天正10年の小牧長久手の役に槍100筋を納めて銀子を賜りました。
その後、政常の名跡は連綿と慶應頃迄十代続き栄えました。

地鉄は小板目杢交じり。刃文は匂口明るく冴えた互ノ目乱れで、尖り刃を交え、鋩子は直ぐに先丸く返る。

裸身重量17グラム。  拵に納めて鞘を払った重量32グラム。