刀 1715 無銘(二代元平)
- Mumei(2nd Motohira) -

刃長 二尺五寸四分一厘二毛 / 77.0 cm 反り 六分六厘 / 2.0 cm
元幅 33.5 mm 元重 6.6 mm
先幅 物打26.2 mm  横手位置21.3 mm 先重 物打5.0 mm  松葉位置4.3 mm
目釘穴 1個 時代 江戸後期
The latter period of Edo era
鑑定書 特別貴重刀剣認定書 登録 昭和50年10月30日 東京都登録
附属 ・銀はばき
・茶塗鞘打刀拵
価格 440,000 円(税込)



初代元平(孝左衛門)は伯耆守正幸と共に薩摩新々刀の双璧と言われ、新々刀屈指の名工。本刀の作者として極められた二代元平は初代元平の子で、名を奥次郎兵衛と称しました。
鍛法は元安に習い、肥満であったことから豚元平と呼ばれたと言う面白い逸話を持つ刀工で、明治37年に没しました。

元先の幅差開いて中切先。反りやや深めで腰元より上から反り始めた姿は、室町後期の太刀と刀の併用時代の姿に近似しています。表裏に棒樋を丸留にし、地鉄は小板目がよく練れて詰み、刃文は匂口明るく大湾れを焼き上げ、小足入り、鋩子は直ぐに先丸く返る。

附属の拵は、柄が九寸とやや長めで、柄巻は革で諸捻巻きにし、堅牢な仕上げになっており、柄にがたつきは無く、総体の見た目も上品に纏められています。銀はばきの台尻には白銀師の銘も刻されており、これも非常に興味深い。※鐔鳴りあり。
旧所有者が居合の稽古に使用していたのでしょうが、腕が悪いために鯉口の口金で刀身を擦り、小さな刃毀れや数多のヒケが生じています。鞘を払って構えると、手元重心で非常にバランスが良く、居合に使いたい気持ちにさせてしまいますが、然るべき研磨を施して頂き、今後は鑑賞刀としてご愛玩頂きたく、研磨代を考慮した低価格で御案内致します。


裸身重量788グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,129グラム。