刀 1711 無銘(高田統景)
- Mumei(Takada Munekage) -

刃長 二尺一寸一分八厘八毛 / 64.2 cm 反り 四分二厘九毛 / 1.3 cm
元幅 32.4 mm 元重 7.4 mm
先幅 物打26.5 mm  横手位置24.7 mm 先重 物打5.8 mm  松葉位置5.6 mm
目釘穴 1個 時代 室町末期
The last years of Muromachi era
鑑定書 保存刀剣鑑定書 登録 昭和26年3月29日 佐賀県登録
附属 ・木はばき(共柄)
・白鞘
価格 385,000 円(税込)



統景は豊後国の戦国大名であった大友義統に仕えた高田刃の刀工。
高田派の無銘作品の中でも、身幅が広めで切先が延びた豪壮な姿に、焼き幅広めで匂口締まった直刃基調の刃文を焼く作品に統景との個名極めがなされます。

この刀は二尺一寸へと大きく磨り上げられるも、今尚元幅先幅共に広く、上述の通り切先が延びた豪壮な姿を留めており、地鉄は板目に杢を交えて少しく肌立って地景が入り、淡い映りごころを見せ、刃文は広直刃調に細かな互の目を交えて小乱れを成し、足よく入り、細かな砂流を見せ、鋩子は直調にやや乱れごころを交えて先丸く返る。
昭和26年の大名登録の中でも、特に3月の物には皇族や大大名の蔵刀が含まれています。この刀の出自も過去の大名家の売立帳から辿って特定するのも、刀剣趣味人の楽しみの一つではないでしょうか。

裸身重量731グラム。