刀 1703 無銘
- Mumei -

刃長 二尺二寸三分四厘三毛 / 67.7 cm 反り 三分三厘 / 1.0 cm
元幅 28.4 mm 元重 7.1 mm
先幅 物打22.1 mm  横手位置18.6 mm 先重 物打5.8 mm  松葉位置4.3 mm
目釘穴 2個 時代 室町後期
The latter period of Muromachi era
鑑定書 登録 令和6年9月20日 奈良県登録
附属 ・真鍮はばき
・陸軍九八式軍刀拵(鉄鞘)
価格 484,000 円(税込)



本先の幅差開いて切先やや延びる。地鉄は小板目で肌立つ箇所があり、刃文は小湾れに互ノ目を交え、足入り、細かな砂流かかり、鋩子は直ぐに先丸く返る。

附属の九八式軍刀拵は未使用に近い保存状態抜群で、鐺(石突金具)の桜花葉の摩耗もほぼ見られない。目貫や鐔の山吹色もしっかりと残っており、鞘に凹みや塗装の剥離も皆無。大東亜戦争時の好資料としてもお求め頂きたい一刀です。

裸身重量689グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,119グラム。