刀 1697 三品義明
- Mishina Yoshiaki -

刃長 二尺一寸七分四厘九毛 / 65.9 cm 反り 六分六厘 / 2.0 cm
元幅 30.1 mm 元重 7.8 mm
先幅 物打21.8 mm  横手位置20.3 mm 先重 物打5.8 mm  松葉先5.6 mm
目釘穴 1個 時代 昭和前期
The early period of Showa era
鑑定書 登録 令和6年10月17日 兵庫県登録
附属 ・素銅地銀鍍金太刀はばき
・海軍太刀型軍刀拵(鮫鞘)
価格 484,000 円(税込)



元先の幅差頃好く開いて切先延びる。地鉄は無地で地沸が厚く付き、刃文は匂口明るく冴えた三本杉を焼き上げ、互ノ目は尖り、乱れの谷には短く幅広い足が入る。鋩子は直ぐに先焼詰風に極短く返る。

附属の拵はやや使用感あるも、山吹色の鍍金もよく残っており、総じて保存状態は良い。柄にガタツキ無く、鐔鳴りもほぼ無し。大切羽の旭日模様は、元来素銅の地色と金鍍金とで華やかに彩られていたことが窺い知れる。
在りし日の大日本帝國海軍の威光を現代に伝える昭和の優品です。

裸身重量680グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,075グラム。
※委託品