刀 1676 於三條愛心子昭隆作之 昭和十八年八月日
- Oite Sanjo Aishinshi Akitaka -

刃長 二尺三寸一分三厘五毛 / 70.1 cm 反り 六分一厘 / 1.85 cm
元幅 32.2 mm 元重 7.9 mm
先幅 物打25.8 mm  横手位置22.3 mm 先重 物打6.6 mm  松葉位置5.7 mm
目釘穴 2個 時代 昭和18年(1943)
The early period of Showa era
鑑定書 登録 昭和35年6月23日 新潟県登録
附属 ・素銅地銀鍍金はばき
・黒蝋塗鞘打刀拵
価格 440,000 円(税込)



本名、田村留治。元陸軍受名刀匠。新潟三条住昭光刀匠の系統と思われます。

元先の幅差頃好く開いて切先やや延び、地鉄は小板目柾流れた地鉄がよく練れて詰み、刃文は互ノ目に互ノ目足盛んに入り、匂口は明るく冴え、鋩子は表は直ぐ調にやや乱れ、裏は直ぐに先丸く返る。
附属の拵は柄や鐔のガタツキ殆ど無く、鞘を払って構えてみると、手元重心でバランスの良さを感じます。

裸身重量910グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,134グラム。