刀 1655 |
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大和大掾國武 慶應三年八月日
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- Yamato daijo Kunitake - |
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刃長 |
二尺二寸九分八厘六毛強 / 69.65 cm |
反り |
一分三厘弱 / 0.4 cm |
元幅 |
30.5 mm |
元重 |
7.4 mm |
先幅 |
物打24.4 mm 横手位置20.0 mm |
先重 |
物打5.3 mm 松葉位置4.5 mm |
目釘穴 |
1個 |
時代 |
江戸末期慶應三年(1867)
The last years of Edo era |
鑑定書 |
保存刀剣鑑定書 |
登録 |
昭和26年7月2日 京都府登録 |
附属 |
・素銅地金鍍金二重はばき
・白鞘 |
価格 |
550,000 円(税込)
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大和大掾國武は青竜子と号し、慶應頃に江戸に住して鍛刀していました。初銘は青龍子源國武。大和大掾受領後は大和大掾國武と銘切りました。
この刀は当時の世情から実用を重視した注文に応じて鍛えられた一刀で、元先の幅差開いて切先やや延びごころ。反りを極めて浅くすることで抜付や抜打ちなどの居合抜きに適し、更には斬撃力も増す造り込みになっています。
地鉄は小板目杢交じりでよく練れて地景入り、匂口明るく冴えた実用本位の直刃を焼くも、匂口の沸は深く、ふんわりとした柔らかい感じで、折損しづらい出来口を示しており、横手下でやや焼き幅を広げ、鋩子は直ぐに先焼詰風になっています。
当店にて研磨を施しました。特別保存刀剣審査を御受審下さい。
裸身重量768グラム。 |
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