刀 1652 |
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越前住日向守貞次 |
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- Echizen ju Hyuga no kami Sadatsugu - |
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刃長 |
二尺九分五厘七毛 / 63.5 cm |
反り |
四分二厘九毛 / 1.3 cm |
元幅 |
31.3 mm |
元重 |
7.4 mm |
先幅 |
物打25.2 mm 横手位置23.0 mm |
先重 |
物打5.5 mm 松葉位置4.8 mm |
目釘穴 |
1個 |
時代 |
江戸前期
The early period of Edo era |
鑑定書 |
― |
登録 |
令和5年7月20日 兵庫県登録 |
附属 |
・素銅地銀着二重はばき
・黒籾殻塗鞘打刀拵 |
価格 |
275,000 円(税込)
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二尺一寸に満たない短寸ながらも、元先の幅差が目立っては開かず、切先延びた力強い姿が眼を惹く。地鉄は小板目杢交じりで地沸付き、地景入って美しく纏まり、刃文は匂口明るく冴えた大湾れを焼き、刃縁に砂流盛んにかかり、乱れの山には地鉄に絡んだ複雑な変化を多様に見せ、金筋入り、鋩子は直ぐに先丸く返る。
附属の拵は赤銅地の縁が印象的で、子細に見ると網目模様が浮き彫りにされ、そこに黒田家の家紋である黒田藤巴が据えられている。大名や高禄の士が好んで短寸の刀を帯びていた傾向があることから、この刀も黒田家由縁の一刀かも知れません。塗りに経年の傷みはあるも、柄にがたつきは無くしっかりとしており、鞘を払って構えてみると、手元重心でバランスが良い。鐔鳴り僅か。
出来良い一刀ですのでしっかりとした諸工作を施して頂きたく、工作代金を考慮した低価格で御紹介致します。
裸身重量669グラム。 拵に納めて鞘を払った重量908グラム。
販売条件付き
他店へ売却しないこと。諸工作は当店を介すること。保存刀剣または特別保存刀剣鑑定を御受審頂くこと。 |
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