刀 1651 無銘
- Mumei -

刃長 二尺三寸一分 / 70.0 cm 反り 二分三厘弱 / 0.7 cm
元幅 29.4 mm 元重 7.1 mm
先幅 物打24.3 mm  横手位置20.6 mm 先重 物打5.9 mm  松葉位置4.8 mm
目釘穴 3個 時代 江戸前期
The early period of Edo era
鑑定書 登録 平成26年3月10日 山口県登録
附属 ・素銅地銀鍍金はばき(剣心の文字)
・赤茶塗鞘打刀拵
価格 363,000 円(税込)



反り浅く、中切先気持ち延びごころ。小板目杢交じりの地鉄よく錬れて詰み、刃文は直刃で刃縁に湯走風の刃や二重刃風の刃、飛焼を交え、金筋、小足、葉入り、鋩子は直ぐに先丸く返る。

附属の拵は赤が強い海老色で、はばきに刻された『剣』『心』の文字も併せ、剛の者の指料といった印象を与えます。鞘を払って構えてみると、反りの都合から重量感は感じるものの、手元重心でバランスは良い。鐔鳴りと柄の僅かながたつきを直してお納めします。
金具廻りも良い仕事の物が添えられています。居合稽古用や試斬稽古用としてではなく、できますれば鑑賞刀として御愛蔵頂きたく思います。

裸身重量740グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,003グラム。

販売条件付き
他店への売却下取を行わないこと。諸工作は当店を介すること。