刀 1641 無銘
- Mumei -

刃長 二尺一寸二分八厘七毛弱 / 64.5 cm 反り 三分八厘六毛 / 1.17 cm
元幅 28.85 mm 元重 5.9 mm
先幅 物打23.1 mm  横手位置20.3 mm 先重 物打5.2 mm  松葉先3.95 mm
目釘穴 3個 時代 室町後期~江戸前期
The latter period of Muromachi era ~ The early period of Edo era
鑑定書 登録 昭和53年7月20日 福岡県登録
附属 ・素銅はばき
・陸軍九八式軍刀拵(元九四式)
価格 600,000 円(税込)



大磨上げながらも元先の幅差少し開いて中切先。地鉄は小板目杢交じって柾がかり肌立つ。刃文は直刃調に互ノ目や湾れを交え、足入る。鋩子は直ぐに先丸く返る。
附属の拵は第二佩鐶が外された元九四式で、鐔の黄金色もしっかりと残っており、痛みが少ない。何よりも九四式に見られる光沢塗りの鉄鞘がなんとも渋い。
柄にガタツキは無く、駐爪もしっかりとしており、金具は「53」揃い。完全なるオリジナルの軍刀外装は、軍刀愛好家垂涎の優品。

裸身重量594グラム。  拵に納めて鞘を払った重量934グラム。