刀 1616 |
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藤原秋房於江府作之 天保四年癸巳年三月日
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- Fujiwara Akifusa - |
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刃長 |
二尺二寸五分一厘弱 / 68.22 cm |
反り |
八分五厘強 / 2.6 cm |
元幅 |
29.2 mm |
元重 |
7.6 mm |
先幅 |
物打21.1 mm 横手位置18.7 mm |
先重 |
物打5.0 mm 松葉位置4.7 mm |
目釘穴 |
1個 |
時代 |
江戸後期天保4年(1833)
The latter period of Edo era |
鑑定書 |
保存刀剣鑑定書
銃砲刀剣研究会鑑定書 |
登録 |
昭和26年2月26日 東京都登録 |
附属 |
・素銅地金着はばき |
価格 |
495,000 円(税込)
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銘鑑を繙くと、上州に源姓を銘切る秋房が二名見られますが、それぞれが活躍した年代と、本刀に切られた年紀とでは80年以上の開きがあるので別人と思われ、銘鑑漏れの刀工かと推測されます。本工秋房について御存知の方は是非御教授下さい。
元先の幅差開いて切先やや延び、反り高く腰元より上で反り付く優雅な先反り姿でありながら鋭さを感じさせる。地鉄は杢目よく練れて詰んで地沸厚く付き、地景入る。刃文は柔らかい感じの互ノ目乱れで、足入り、砂流顕著に見られ、鋩子は表裏共に直ぐに丸く返っています。
現状では薄錆が一部ありますが、鑑賞の支障にはなりません。手持ちバランスは手元重心で心地良く、扱い易さを感じさせます。
昭和26年2月と、かなり早い時期の東京都登録であることから、名のある大々名家所蔵の一刀であったことが窺えます。
※本刀には銃砲刀剣研究会による上州秋房との鑑定書が附属しておりますが、上述の通り上州秋房と本工秋房との年代に開きがあるため、当店では別人と鑑ております。
裸身重量644グラム。 |
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