刃長 |
二尺三寸八厘九毛弱 / 69.96 cm |
反り |
三分七厘強 / 1.14 cm |
元幅 |
27.6 mm |
元重 |
7.7 mm |
先幅 |
物打23.2 mm 横手位置19.8 mm |
先重 |
物打5.9 mm 松葉位置5.2 mm |
目釘穴 |
1個 |
時代 |
江戸前期
The early period of Edo era |
鑑定書 |
― |
登録 |
昭和32年9月19日 山形県登録 |
附属 |
・素銅はばき
・黒石目塗鞘打刀拵 |
価格 |
330,000 円(税込)
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元先の幅さ目立たず、反り浅目で中切先延びごころ。元から細身であったわけではなく、下部にできた刃こぼれを除去したためによるものであろう。元来は典型的な寛文新刀体配である。地鉄は杢目肌がよく練れて詰み、少しく肌立って地景入り精美。刃文は匂口明るく冴えた互ノ目乱れで、大小の互ノ目を交互に焼き、大きな互ノ目の焼頭には葉や足が入り、乱れを繋ぐように沸筋が付き、鋩子は直ぐに先丸く深く焼き下げる。特筆すべき鍛錬疵無く、非常によく鍛えられた一刀です。是非研磨を御用命頂きまして、保存刀剣鑑定を御受審下さい。
横手の前後に極々小さな刃こぼれがありますが、気づかない程度のものです。
附属の拵は柄にがたつき無くしっかりとしていますが、鐔と切羽を替えられているため、現状では柄と刀身の目釘孔にズレが見られ、はばきにも傷みが見られるため、別途33,000円(税込)にて素銅はばきと素銅切羽を新調してお薦め致します。お好みの鐔がございましたら、それに合わせて新調致しますのでお気軽に御用命下さい。
手元重心でバランスが良く、非常に手持ちが良い一刀です。
※委託品
裸身重量736グラム。 拵に納めて鞘を払った重量995グラム。 |
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