刀 1603 |
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道祖尾守廣(廣賀前銘) |
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- Mumei(Sainoo Morihiro) - |
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刃長 |
二尺二寸一分七厘強 / 67.2 cm |
反り |
五分二厘八毛 / 1.6 cm |
元幅 |
32.1 mm |
元重 |
7.15 mm |
先幅 |
物打25.7 mm 横手位置22.4 mm |
先重 |
物打6.0 mm 松葉位置5.1 mm |
目釘穴 |
2個 |
時代 |
室町時代末期
The last years of Muromachi Era |
鑑定書 |
保存刀剣鑑定書 |
登録 |
昭和33年12月16日 宮崎県登録 |
附属 |
・素銅地二重はばき
・白鞘 |
価格 |
330,000 円(税込)
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守廣は道祖派七郎左衛門廣賀の前銘と言われています。
伯耆鍛冶を代表する廣賀派は、道祖尾(さいのお)家と見田(みた)家に分かれ、道祖尾家は室町時代の文明頃から江戸期に亘って倉吉鍛冶町において作刀しており、見田家は初代相州綱廣門人と伝える天文頃の五郎左衛門尉廣賀に始まり、同銘数代が江戸時代初期まで続き、両家共に一門大いに繁栄しました。
この刀は元先の幅差頃好く開いて切先やや延びごころ。地鉄は板目に小板目交えて地沸細かにつき、地景よく入り、刃文は互の目乱れに足・葉よく入り、砂流かかり地鉄に絡んだ働きが顕著に見られ、鋩子表は直ぐ調にやや乱れごころを交えて先掃き掛け、裏は直ぐに先丸く、深く焼き下げるなど、末相州・末備前に近似したところを見せるも、鉄色に黒味を帯びる点に廣賀派の特色が現れています。
既製鞘に納まりますので、安価にて簡易武用拵製作可能です。お気軽に御用命下さい。手元重心の扱い易い一刀に仕上がります。
裸身重量738グラム。 |
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