刀 1580 相州住綱廣
- Soshu ju Tsunahiro -

刃長 二尺四寸四分七厘五毛弱 / 74.16 cm 反り 四分三厘五毛強 / 1.32 cm
元幅 30.0 mm 元重 6.55 mm
先幅 物打25.8 mm  横手位置21.7 mm 先重 物打5.5 mm  松葉位置4.8 mm
目釘穴 6個(1個埋) 時代 室町後期
The latter period of Muromachi era
鑑定書 登録 昭和35年5月18日 愛知県登録
附属 ・銀はばき
・黒石目塗鞘打刀拵
価格 330,000 円(税込)



元先の幅差頃好く開いて切先やや延び、表裏に刀樋を掻き流す。地鉄は板目に小板目交じって肌立ち、刃文は湾れ調子に互ノ目や小互ノ目、互ノ目丁字を交え、足入る。鋩子は表裏共に乱れ込んで先丸く返る。
棟区から18センチ程上の表裏の棟角に切り込み傷在り。
樋の中に僅かに肌の荒れが見られるも、平地には特筆すべき鍛錬疵は無く、観賞用としても楽しめる出来口を誇っています。
※銘の真贋保証はございませんので無銘とお考えの上お求め下さい。

附属の拵は保存状態が良く、鞘には殆ど凹みが無く、鯉口も非常に綺麗な状態です。柄は30.5センチと一尺弱の長寸で、茶の鹿革にてしっかりとした撮み巻きがなされています。柄にガタツキは無く四枚切羽。鐔鳴りのみございます。鐔には手貫緒の穴がうがかれており、示現流を嗜む士の所有であったように覗えます。鞘を払って構えてみると、手元重心でバランスが良く、扱い良さを感じさせる一刀です。
現在古い時代物の拵は年々姿を消すばかり。うぶの拵は大変貴重です。現拵のまま居合の稽古をされることはご遠慮下さい。
願わくば観賞用としてお楽しみ頂きたくお願い致します。

裸身重量795グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,200グラム。


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