刀 1561 備前國住長船祐定
- Bizen no kuni ju Osafune Sukesada -

刃長 二尺六寸三厘弱 / 78.88 cm 反り 六分六厘強 / 2.03 cm
元幅 30.5 mm 元重 7.1 mm
先幅 物打23.2 mm  横手位置19.7 mm 先重 物打5.1 mm  松葉位置4.4 mm
目釘穴 3個 時代 室町後期
The latter period of Muromachi era
鑑定書 登録 昭和26年4月30日 東京都登録
附属 ・素銅地二重はばき
・黒蝋塗鞘打刀拵
価格 550,000 円(税込)



元先の幅差開いて腰元より先で反り始め、所謂先反りの太刀と刀兼用の姿。元は二尺七寸程の刃長であったものであろう。地鉄は杢目肌よく練れて少しく肌立ち、刃文は焼頭に互ノ目を3つ乃至4つ焼いた複式互ノ目(腰開き互ノ目)を主流とし、先の方では焼頭の互ノ目が5つ6つと増え、乱れの山と谷には砂流が見られ、あたかも山々を吊り橋で繋いだかの如し。鋩子は表直ぐ調に先に沸筋二本食い下げて丸く返り、裏は乱れ込んで先丸く返っています。
一部に一見刃切のように見える箇所がありますが、刃切はありませんのでご安心下さい。

付属の拵は、一風変わった織りの柄糸が巻かれており、時代を感じさせます。鞘の鐺には恐らく金無垢であろう磨地の鐺金具が添えられており、鞘を払って構えてみると、手元重心でバランスが非常に良く、片手での扱い易さを感じさせます。柄にガタツキはありませんが鐔鳴りがあり責金の必要性を感じます。
昭和26年の大名登録刀であることから、伝来の良さが窺えます。居合等の武用にお使いの場合は、武用に柄を新調頂き、古い柄はそのまま観賞用としてお楽しみになられることをお薦め致します。
※委託品につき銘の真贋保証はございません。

裸身重量794グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1028グラム。


各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。