刀 1542 藤原國吉造(武州・新々刀)
- Fujiwara Kuniyoshi -

刃長 二尺八分五厘八毛 / 63.2 cm 反り 五分二厘八毛 / 1.6 cm
元幅 28.2 mm 元重 7.2 mm
先幅 物打20.4 mm  横手位置18.2 mm 先重 物打4.9 mm  松葉位置4.5 mm
目釘穴 2個(1埋) 時代 江戸後期
The latter period of Edo era
鑑定書 保存刀剣鑑定書 登録 昭和42年4月1日 愛媛県登録
附属 ・素銅地金着はばき
・白鞘
価格 298,000 円(税込)



新々刀期に國吉なる刀工が数名見られますが、本刀は武州で活躍した刀工として保存刀剣鑑定書が発行されています。
元先の幅差開いて中切先。優しく上品な姿をしており、地鉄は小板目肌よく練れて詰み地沸厚く付いて細かな地景入って精美。あたかも粟田口物や来物を見るが如し。刃文は焼き落としとし、直ぐ調に細かな乱れを交え、帽子は表裏共に直ぐに先丸く上品に返り、横手下迄焼き下げている。
刃長は短いものの完成度が非常に高く、粗見すると古刀上作に見紛う程の出来口を誇っています。肉眼ではさして気にならない程度ですが、物打辺りに畳表を斬ったのでしょうか、拭いの色がぼけている箇所がございます。こちら手直しご希望の方には44,000円(税込)にて部分化粧仕上げ致します。
お値段以上の価値ある一刀を是非この機会にご入手下さい。

裸身重量553グラム。


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