刀 1471 南紀住龍神太郎源貞行鍛之 昭和二二十六年亥歳師走吉日
- Nanki ju Ryujin Taro Minamoto Sadayuki -

刃長 二尺三寸二分厘一毛弱 / 70.3 cm 反り 四分九厘強 / 1.5 cm
元幅 34.2 mm 元重 7.05 mm
先幅 物打26.5 mm  横手位置22.8 mm 先重 物打5.5 mm  松葉位置5.5 mm
目釘穴 1個 時代 昭和46年(1971~)
The latter period of Showa era
鑑定書 登録 昭和47年1月20日 和歌山県登録
附属 ・銀はばき
・黒石目塗鞘打刀拵
・白鞘
価格 400,000 円(税込)



龍神太郎源貞行(初代龍神太郎)。俗名は安達貞楠。明治42年生まれ。平成8年没。全日本刀匠会々員。入選等の受賞多数。 師は人間国宝月山貞一刀匠と兄弟々子の大阪川野貞心刀匠の二人。
和歌山県では県会議長就任者に貞行の刀が議会から贈呈されており、貞行の刀を所有することは名誉なことでありました。
貞行は戦時中は旧陸軍受名刀匠として紀南日本刀鍛錬研磨道場鍛錬部主任となり、軍刀を100余振鍛え、自ら国産の砂鉄を自家製鋼していたことや、数多の実用刀作刀経験から、地鉄の鍛えと切れ味の良さには定評がある人気の刀工でした。

この刀は元先の幅差頃好く開いて中切先。板目柾流れの地鉄はよく練れて肌立ち、地景入り、大肌現れる。刃文は匂口明るい互ノ目乱れで細かな小乱れを交え、足入り、細かな砂流や金筋が見られ、刃縁には打除ごころの刃も見られる。鋩子は表裏共に直ぐに先丸く返る。
実用刀として数多の軍刀を手掛けた経験が活きているのでしょう。ガッチリとした造り込みであるにもかかわらず、手にした時のバランスは良く、手元重心で扱い勝手の良さを感じさせます。現状では古研ぎ身につき、目立たぬ程度の小錆等はございます。
※棟の元の方に茶色い錆が一部あります。

附属の拵は本刀のために誂えられた昭和四十年代製作の物ですが、全て古い時代物の金具が用いられており、柄の金具は龍図で揃えられ、鐔は正阿弥重信在銘品。柄は親鮫こそ無いものの、ぐるりと一枚に巻いた腹合着せで、柄巻きは観賞用の絹糸による上巻きが施されています。鞘は強固な黒石目塗りで、模擬刀の鞘塗りに見られる吹付け塗装の黒石目とは全く異なる本式の塗り。凹みもこれといって見られず、状態が良いです。
柄に極僅かなガタツキがあり、鐔鳴りも見られます。これらの調整工作をご希望の方はお気軽にご相談下さい。継木は附属しません。

裸身重量844グラム。  拵に納めて鞘を払った1,137重量グラム。


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