刀 1465 無銘(青龍子兼次)
- Mumei(Seiryushi Kanetsugu) -

刃長 二尺二寸一分三厘強 / 67.07 cm 反り 三分七厘弱 / 1.13 cm
元幅 30.4 mm 元重 7.9 mm
先幅 物打23.0 mm  横手位置20.7 mm 先重 物打6.1 mm  松葉位置5.5 mm
目釘穴 2個 時代 江戸後期嘉永頃(1848~)
The latter period of Edo era
鑑定書 保存刀剣鑑定書 登録 昭和41年10月18日 宮城県登録
附属 ・素銅地はばき
・白鞘
価格 253,000 円(税込)



初代仙台兼次は七兵衛兼次といい、二代安倫の門人で、寛文・延宝頃に和泉守兼重に学びました。作品は肌物を種々鍛え業物として定評があり、二代の次左衛門尉兼次は四代国包に師事して大和保昌伝を学び、以降明治迄代を重ね、五代兼次は、号を盛龍子とも言い、仙台藩工として活躍しました。

この刀は五代に当たる青龍子兼次と極めらた一刀で、反り浅目で元先の差が開き、寛文新刀に似たる姿をしていますが、これは斬撃力を求めた結果の姿であり、同工には類似した姿の作品が多々経眼されます。茎は区を送って磨り上げられており、地鉄は同工然たる柾目鍛えで、あたかも素麺を並べたかの如き見事な地鉄に仕上げており、刃文は直刃が地鉄に絡んで随所に長い砂流を見せ、刃縁に細かな働きを遺憾なく発揮している。鋩子は直ぐに先掃き掛けて丸く返る。

手持ちは手元重心でバランスが非常に良く、扱い易さを感じさせます。特筆すべき疵欠点も無く、無銘であることと、磨り上げられていることのみが惜しまれる作品。出来芳しいため、再研磨を施し、末永く愛でて頂きたい一刀です。
元々は柄と一体型の木はばきであったものを、数寄者が手持ちの銅はばきに替えたようです。出来良い一刀故にはばきも白鞘も新調してお楽しみ頂きたく、お求めやすい低価格でご紹介致しますので、この機会に是非柾目肌の優品をコレクションにお加え下さい。

裸身重量776グラム。


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