刀 1463 任命窟(因州)
- Ninmeikutsu(Inshu) -

刃長 二尺三寸八分四厘強 / 72.26 cm 反り 七分零厘九毛強 / 2.15 cm
元幅 30.3 mm 元重 8.2 mm
先幅 物打22.4 mm  横手位置20.0 mm 先重 物打5.9 mm  松葉位置5.2 mm
目釘穴 1個 時代 江戸後期
The latter period of Edo era
鑑定書 保存刀剣鑑定書 登録 昭和50年7月15日 大阪府登録
附属 ・素銅地金着はばき
・黒蝋塗鞘打刀拵
・白鞘 / 継木
価格 600,000 円(税込)



手元にある銘鑑には任命窟の名は見られないものの、『因伯の刀工と鐔』によると、三村一貫窟頼之弟子とも子とも伝え、定かではないが、茎仕立てなどより一門には相違なく、幕末に活躍した刀工とあります。

元先の幅差頃好く開いて切先延びごころ。手元重心でバランスが良く、杢目肌よく練れて詰んだ地鉄には細かな地景が入り、淡く映りごころが見られ、刃文は匂口明るい互ノ目乱れを、大小交互に焼き上げて、焼頭は2つ乃至3つの互ノ目に割れ、鋩子は表裏共に直ぐに先丸く返る。
※指表側の棟、区から9センチ程上のところに鍛錬疵があります。

附属の拵には重さ256グラムとずっしりとした雲龍図鐔が添えられ、更に手元重心に拍車をかけて扱い易いバランスになっています。

裸身重量790グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,212グラム。


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