刀 1397 源清麿 弘化丁未年二月日
- Minamoto Kiyomaro -

刃長 二尺五寸六厘強 / 75.96 cm 反り 五分九厘弱 / 1.8 cm
元幅 36.3 mm 元重 8.7 mm
先幅 物打29.4 mm  横手位置25.8 mm 先重 物打6.7 mm  松葉位置5.8 mm
目釘穴 1個 時代 江戸末期
The last years of Edo era
鑑定書 登録 平成23年12月15日 兵庫県登録
附属 ・銅はばき
・黒蝋塗鞘打刀拵
価格 880,000 円(税込)



清麿と言えば刀剣趣味人憧れの名刀ですよね。しかしながら正真の清麿を手に入れようと思うと価格的にも難しいものです。この刀は当然ながら偽銘ではありますが、非常によく銘切られていますので、清麿の雰囲気を楽しめる一刀です。
元幅は36ミリ超え、物打の身幅も29ミリ超えの身幅広い豪壮な造り込み。切先延びて迫力満点。地鉄は小板目よく練れて少しく肌立ち、刃文は匂口締まりごころの直刃で、刃縁に微細な変化を見せ、鋩子は直ぐに先丸く返っています。鞘を払って構えてみると、身幅、重ねの割に軽く感じられ、手元寄りの重心故にバランスが非常に良く、武用刀としてもお薦め。

附属の拵は店主町井勲監修の下新調しました本拵です。当店で言う本拵とは、既製品の鞘を流用する簡易武用拵とは異なり、この刀のためだけに各職方が全て手作業で造り上げた拵を指します。柄は贅沢な親粒付きの鮫皮をぐるりと一枚で巻き、正絹の黒糸で捻巻に仕上げました。
当然のことながら柄にガタツキは無く、はばきと切羽も本刀に合わせて誂え、研磨も当店にて行いましたので、斬味も太鼓判を押させて頂きます。是非この機会に店主町井勲監修の諸工作を手掛けた一刀をお求め下さい。

裸身重量1,119グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,402グラム。


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