刀 1369 |
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坂倉言之進照包 延寶九年二月日 |
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- Sakakura gonnoshin Terukane - |
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刃長 |
二尺三寸一分六厘強 / 70.2 cm |
反り |
四分六厘強 / 1.42 cm |
元幅 |
35.3 mm |
元重 |
7.3 mm |
先幅 |
物打28.3 mm 横手位置25.4 mm |
先重 |
物打5.4 mm 松葉位置5.3 mm |
目釘穴 |
1個 |
時代 |
延宝九年 (1681)
The early period of Edo era |
鑑定書 |
特別貴重刀剣認定書 |
登録 |
昭和34年11月19日 高知県登録 |
附属 |
・銀無垢金鍍金二重三つ葉葵紋はばき
・黒蝋塗鞘打刀拵
・白鞘 / 継木 |
価格 |
3,300,000 円(税込)
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坂倉言之進照包(二代包貞)は美濃国照門の一門と伝えられ、後大坂に出て初代包貞に学び、その跡目を継ぎましたが、初代の実子である岩松が成人すると「越後守包貞」の名を譲り、自らは坂倉言之進照包と改銘しました。包貞から照包に改銘した時期については、「坂倉言之進照包・越後守包貞隠居(裏)に延宝八年二月吉日」と銘した作品が現存する事から、おそらくこの時期であろうと考えられます。
作風は濤乱刃や矢筈がかった大互目乱を得意とし、大坂新刀を代表的する名工の一人で、位列は上々作で大業物に列せられており、助廣写しの直刃も焼きました。
この刀は身幅広く、元先の幅差頃好く、切先延びた豪壮な造り込みで、地鉄は小板目肌よく練れて詰み、地沸厚く付いて極めて精美。刃文は湾れ調子に互ノ目を焼き、大きな互ノ目には太く短い足が頻りに入って更なる互ノ目を形成し、匂口は明るく冴えて刃縁よく沸づき、帽子は直ぐに丸く返る。
附属の拵は縁頭と鐔は葵紋で統一されており、殊更縁頭に見られる丸に三つ葉葵紋と水戸六つ葵紋が伝来の良さを物語っており、伝書等は附属していませんが、水戸徳川家由縁の一刀であることは疑う余地もありません。手元重心でバランスが良く、柄にがたつきもほぼありません。
裸身重量878グラム。 拵に納めて鞘を払った重量1,316グラム。
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