刀 1353 無銘(伝 越前伯耆守汎隆)
- Mumei (Den Echizen Hoki no kami Hirotaka) -

刃長 二尺三寸六厘強 / 69.9 cm 反り 三分三厘 / 1.0 cm
元幅 29.7 mm 元重 7.0 mm
先幅 物打22.3 mm  横手位置18.6 mm 先重 物打4.7 mm  松葉位置3.8 mm
目釘穴 1個 時代 江戸前期明暦頃(1655~)
The early period of Edo era
鑑定書 日本刀剣保存会鑑定書 登録 平成17年4月15日 新潟県登録
附属 ・黒石目塗鞘打刀拵
・素銅はばき
価格 286,000 円(税込)



汎隆は越前下坂一派を代表する刀工で、越前兼法の流れを汲む道本兼植(かねたね)の門人。伯耆守藤原汎隆、越前住伯耆守汎隆、伯耆大掾汎隆などと銘を切ります。
作品は切れ味に定評が有り、業物として名高く、下坂派の中でもかなりの人気工であったと伝えられ、現在でも「ぼんりゅう」「ぼんたか」と親しみを込められた愛称で呼ばれています。

この刀は反り浅く、元崎の幅差が開いた所謂寛文新刀体配で、杢目が緻密に練られ、地景入り、刃文は直刃基調に所々互ノ目足や互ノ目が入り、金筋、砂流かかり、帽子は直ぐに先丸く返っています。
長らく居合稽古に使用されていたためか、横手付近にヒケが見られますが、手元重心でバランスが良く、片手でも楽々と操作できます。
現状では柄にガタツキがあります。5,500円(税込)にてガタ直しお受け致します。

裸身重量607グラム。  拵に納めて鞘を払った重量893グラム。


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