No.709
 
柴刈留守模様図
武州住正親
Bushu ju Masachika
縦:75.6mm / 横:70.8mm / 切羽台厚:5.3mm
重さ 128.5g
附属 : 桐箱
特別保存刀装具鑑定書
江戸後期
The latter period of Edo era
 
  ¥ 440,000 (税込)  

木谷氏。江戸浅草堀田原に住し、名を富蔵と称した。武州伊藤派の巧手として知られ、正常に学んだ。武州住正親作、正親などと銘し、安永三子年十二月日の年紀を添えた作がある。

この鐔は桜、梅等の枝先を肉彫地透と鋤出彫に刻して伊藤派の典型的な作風を示しており、切羽台に刻された銘も堂々とし、頗る状態が良い。耳には沙綾形や麻の葉等と言った和柄が繊細な技術で巧みに象嵌されており、華やかさを添えた造りになっています。