No.1237
 
芦雁透鐔
無銘(京正阿弥)
Mumei(Kyo Shoami)
縦:83.7mm / 横:83.3mm / 切羽台厚:4.8mm
重さ 108.8g
附属 :桐箱
保存刀装具鑑定書
 
¥ 99,000 (税込) 

正阿弥派は阿弥衆の流れを汲むと考えられ、歴史が古く、京の雅な風合いを鐔面に展開して隆盛し、他の地にも影響を及ぼしており、埋忠派と共に室町時代から江戸後期に至るまで繁栄しました。江戸時代の京正阿弥派の特徴は濃密な金布目象嵌で文様を加えるところであり、京都を中心として、伊予、阿波、会津、秋田、庄内、江戸時代には全国に広く分布しています。
この鐔は鍛え良い鉄地に仕事良い彫りと象嵌が施された大振りな一枚で、長寸の刀の拵に向いています。