No.1208
 
柴垣葡萄図鐔
無銘(平安城象嵌)
Mumei(Heianjo zogan)
縦:73.2mm / 横:72.7mm / 切羽台厚:5.0mm
重さ 115.0g
附属 :桐箱
保存刀装具鑑定書
 
¥ 99,000 (税込) 

平安城式象嵌鐔は、鉄地の板鐔に真鍮素材として絵風の象嵌を施すのを特徴としている。後世の作品には金・銀・素銅・赤銅・山銅等、色々な地金を併用するようになり、鐔の形状も大小、厚薄等多種多様になる。平安城象嵌という用語が示すように、この一派は主として京都或いはその近郊に在住した工人達が作った物とされている。