No.076
 
合戦図縁頭
永峯
Nagamine
江戸
Edo era
縁長:39.3mm / 腰高:10.9mm / 頭長:34.2mm
重さ 32g (縁20.2g 頭11.8g)
附属 : 桐箱
 
  ¥ 165,000 (税込)  

綾小路氏。綾小路は地名から転じて姓に使ったもので、旧本の一に渡辺氏ともある。古来より同名で、親子初二代があると伝えているが、作品より見て、一人説が妥当ではなかろうか。花押は同型異種で数種類を実見するが、これは年代による変化であろう。ミネの字は峯であり峰にはならない。美濃後藤の一派の出身と考えられる良工である。京都の富小路・押小路ならびに綾小路に住んだ。作品にも花洛住、稀に花路住と地名を切り加えている。正徳・享保頃。

この縁頭は39.3ミリと割と大振りな作品で、赤銅地に戦う鎧武者を活き活きと描いています。