No.068
 
五丈原図縁頭
鳳鳴堂斎藤正興(花押)
Houmeidou Saitou Masaoki(Kaou)
江戸中期
The middle period of Edo era
縁長:38.6mm / 腰高:14.2mm / 頭長:33.6mm
重さ 51g (縁31.1g 頭19.9g)
附属 : 特製桐箱
特別保存刀装具鑑定書
 
  ¥ 770,000 (税込)  


斎藤正興は一宮長常の門人で京都で活躍した金工師で佳興と同人。帝都萬正興(花押)、斎藤正興(花押)、鳳鳴堂正興(花押)と瞑しました。
この縁頭は三国志中の五丈原の戦いをを題材とした秀作で、四分一磨地に見事としか言葉が出ない巧みな彫金技術を駆使しています。馬の毛の一本まで繊細に毛彫りされ、車上の諸葛亮孔明やその他の人物の表情も豊かであり、現代のように拡大鏡もない時代に、よくこれだけの細かい仕事ができたものだと感心させられます。
※尚、五丈原の戦いで孔明は病死します。

縁頭069番『三国志図』と共にお求め頂き、大小拵に是非お使い下さい。