刃長 |
一尺一寸八分八厘 / 36.0 cm |
反り |
一分三厘弱 / 0.4 cm |
元幅 |
27.0 mm |
元重 |
6.3 mm |
先幅 |
物打24.5 mm |
先重 |
物打5.2 mm |
目釘穴 |
2個 |
時代 |
室町前期
The early period of Muromachi era |
鑑定書 |
― |
登録 |
昭和40年6月28日 秋田県登録 |
附属 |
・素銅地銀着はばき
・黒蝋塗鞘脇指拵
・白鞘 / 継木 |
価格 |
250,000 円(税込)
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應永備前を代表する盛光、康光は、室町初期の備前鍛冶で、盛光は師光の子と伝えられています。鎌倉時代の長船物や一文字派を理想としたと言われ、鍛えに杢が交じり、腰開きの互の目に、帽子は乱れ込んで尖って返る特色を示すのが一般的とされています。
この脇指は元来重ねが厚く、経年により重ねが元より薄くなっているとは言え、未だしっかりとした重ねを残しており、よく練られた板目杢交じりの地鉄には、判然たる映りが立ち、地景入り、刃文は匂口明るく冴えた互ノ目乱れで腰開き、角がかった刃や尖りごころの刃を交え、刃中には砂流が顕著に現れ、一際明るい金筋や稲妻が入り、幽玄たる景色を楽しませてくれる出来口を誇っています。
焼き出し部分を見るに磨り上げ(区を大きく送られ)られていることが窺われ、そうなると盛光二字銘の位置に些か疑問が出るため、磨り上げた後に元銘に似せて改めて切付銘を切った可能性が考えられますので、保存刀剣鑑定を御受審頂く際には銘を消されることをお勧め致します。
附属する拵は後の時代に他の柄を転用された痕跡が見られるも、縁頭と目貫は貝尽の図で統一されており、格式高く、現在附属している鐔を貝尽の図に交換すれば、更に拵の格が上がります。
裸身重量257グラム。 拵に納めて鞘を払った重量449グラム。
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。
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