脇指 774 |
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播磨大掾藤原忠國 |
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- Harima Daijo Fujiwara Tadakuni - |
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刃長 |
一尺八寸七厘強 / 54.78 cm |
反り |
三分六厘強 / 1.11 cm |
元幅 |
30.6 mm |
元重 |
7.2 mm |
先幅 |
物打25.4 mm 横手位置22.6 mm |
先重 |
物打5.9 mm 松葉位置4.8 mm |
目釘穴 |
2個(内1個埋) |
時代 |
江戸前期
The early period of Edo era |
鑑定書 |
特別保存刀剣鑑定書 |
登録 |
昭和41年7月15日 愛知県登録 |
附属 |
・銀二重はばき
・白鞘 |
価格 |
400,000 円(税込)
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忠國は初代忠吉の弟である吉家の子で、名を橋本六郎左衛門と言いました。初名は廣則。寛永11年に播磨大掾を受領し、忠國と改名します。はじめ播磨大掾の磨を摩と刻銘します。寛永頃から寛文にかけて作品が残されています。老後は播磨入道休鉄と称しました。播磨大掾藤原忠國、肥前住播磨大掾藤原忠國、肥前住播磨入道藤原休鉄などと銘切りしました。彼は肥前国の脇肥前と呼称される一派の中でも特に抜きん出た存在であり、虻の目と言われる独特の互の目刃を焼くことで有名な刀工です。
この脇指は身幅重ね尋常で元先の幅差程好く開いて切先延びごころ。地鉄は小板目極めて精緻に詰み地沸付いて小糠肌となり、細かな地景微塵について元の方には淡く映りが立ち、刃文は匂口明るい直刃を焼き上げ、小沸出来で匂深く、刃先に向かって匂口が煙込まずプツリと切れたような様は、あたかも肥前忠吉や忠廣を見るが如くで、刃縁には繊細なる働きが顕著に見られます。鋩子は表裏共に先焼きたっぷりと丸く返っています。
裸身重量575グラム。
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