脇指 771 越前住継廣
- Echizen ju Tsuguhiro -

刃長 一尺五寸二分五厘弱 / 46.22 cm 反り 三分一厘強 / 0.96 cm
元幅 31.1 mm 元重 7.2 mm
先幅 物打23.7 mm  横手位置22.2 mm 先重 物打4.9 mm  松葉位置4.5 mm
目釘穴 1個 時代 江戸前期
The early period of Edo era
鑑定書 保存刀剣鑑定書 登録 昭和63年5月10日 岡山県登録
附属 ・素銅地変形二重はばき
・白鞘
価格 250,000 円(税込)



継廣は越前三代康継の門人で、越前福井から近江膳所に移り、江戸でも作刀しました。越前国には美濃関からの移住工が数多く、これらを総称し越前関と呼称します。越前新刀はその優れた斬れ味と実用刀としての優秀さから、旧幕時代に重用されていました。

この脇指は元先の幅差頃好く開いて中切先。地鉄は小板目よく練れて地沸が付き、少しく肌立ち、刃文は湾れ調子に匂口明るく互ノ目乱れを焼きあげ、刃縁には柾気強い地鉄に絡んで、砂流や金筋等を複雑に織り成し、帽子は直ぐ調に沸筋食い下げて先丸く返っています。

当店にて保存刀剣鑑定を受審しました。刃の働き見事で鑑賞刀として申し分ない一刀です。次はお客様の手で特別保存刀剣鑑定を御受審下さい。

裸身重量460グラム。


各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。