脇指 731 |
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近江守藤原継廣 越前住 |
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- Omi no kami Fujiwara Tsuguhiro Echizen ju - |
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刃長 |
一尺七寸六分九厘強 / 53.62 cm |
反り |
四分四厘弱 / 1.34 cm |
元幅 |
30.1 mm |
元重 |
7.0 mm |
先幅 |
物打23.3 mm 横手位置21.1 mm |
先重 |
物打5.4 mm 松葉位置4.4 mm |
目釘穴 |
1個 |
時代 |
江戸前期
The early period of Edo era |
鑑定書 |
特別保存刀剣鑑定書 |
登録 |
昭和49年8月8日 茨城県登録 |
附属 |
・素銅地銀着岩石はばき
・白鞘 |
価格 |
330,000 円(税込)
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越前国には美濃関から移住してきた刀工が数多居り、これらを総称して越前関と呼びます。越前新刀はその優れた斬れ味と、実用刀としての優秀さから、旧幕時代以来重用されました。
その中でも康継は家康より中心に三つ葉葵紋を切ることを許された越前新刀を代表する名工で、本刀の作者である継廣はその三代康継の高弟で、利刀として名高く、業物としても知られます。越前福井から近江膳所に移り、江戸にても作刀しました。
この脇指は元先の幅差頃好く開き、切先やや延びごころ。反りも程好くいかにも日本刀らしい姿態。地鉄は小板目杢交じりで鎬地と刃方には柾が現れ、ここに美濃系の刀鍛冶であることが窺える。刃文は、小沸出来で匂口明るく冴え、処々に大粒の荒沸が付き、刃中には砂流が盛んに見られ、互ノ目乱れに互ノ目丁字が交じり、大きな凹凸を見せ、それはあたかも大きな蛙子丁字や兼房乱れを連想させる。帽子は直ぐに先掃き掛けて丸く返る。
現状古研ぎで、指裏の元の方には素人による耐水ペーパーでの錆落とし痕が見られるも、地刃の鑑賞には支障ありません。研磨代を考慮した低価格でご案内差し上げますので、余力有る方は是非とも上研磨を施してお楽しみ下さい。当店に御依頼頂ければ見違える姿でお納め致します。
※特別保存刀剣鑑定書は日本美術刀剣保存協会から到着次第お納め致します。
裸身重量534グラム。
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。
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