脇指 717 土佐一文字瑞雲子善貞鍛之 昭和五拾三年新陽
- Tosa Ichimonji Zuiunshi Yoshisada -

刃長 一尺九寸五分二厘強 / 59.17 cm 反り 三分七厘弱 / 1.13 cm
元幅 31.5 mm 元重 7.1 mm
先幅 物打25.0 mm  横手位置22.2 mm 先重 物打5.8 mm  松葉位置5.2 mm
目釘穴 1個 時代 昭和53年(1978)
The latter period of Showa era
鑑定書 登録 昭和49年10月21日 富山県登録
附属 ・素銅地金着はばき
・黒石目塗鞘小サ刀拵
価格 330,000 円(税込)



土佐国高知県の現代刀工で名を山村繁松といい、明治33年に生まれました。昭和17年に叔父の山本善盛の門人となり、翌年の昭和18年に島根県の川島忠善(無鑑査刀匠)の門人となりました。陸軍受命刀工として戦時中は軍刀を鍛え、戦後は土佐の名工である「左行秀」に迫る作品や、土佐一文字と銘を切った備前伝の作品を残しています。弟子に左行秀写しの第一級鍛冶、蒼龍子貞行がいます。
国工院会員名誉宗匠。元陸軍技術奨励会会長賞受賞等輝かしい経歴を持つ実用兼美の日本刀を鍛える昭和の名工です。

この脇指は刃長から鑑てもお解り頂けるように、脇指としてではなく小サ刀として鍛えられた一刀で、庵高め。地鉄柾気が強く現れた小板目肌がよく練れて詰み、地沸厚く付いて精美。刃文は匂口明るい直刃に、緩やかな湾れを交えた刃取り構成で、足頻りに入って互ノ目を成し、刃中には砂流がかかり、金筋入り、物打より先横手付近では沸筋が食違刃のように匂口に食い下がる等、総体に静の中に動を交えた雰囲気漂わせる出来口。鋩子は直ぐ調に大きく掃き掛け、丸く返る。

附属の拵は強固なる黒石目塗鞘で、柄は龍図の金具で統一。柄にガタツキ無く、刃長短めの刀をお探しの方や、少年、女性用の武用刀としてもお薦め。地鉄が良いので再研磨を施し、鑑賞刀としてご所持頂くのも宜しいかと存じます。

裸身重量648グラム。  拵に納めて鞘を払った重量888グラム。


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