脇指 708 無銘
- Mumei -

刃長 一尺五寸八分七厘弱 / 48.1 cm 反り 三分 / 0.91 cm
元幅 28.4 mm 元重 6.2 mm
先幅 物打25.0 mm  横手位置22.4 mm 先重 物打5.2 mm  松葉先4.6 mm
目釘穴 2個 時代 室町末期 ~ 江戸初期
The last years of Muromachi era ~ The early years of Edo era
鑑定書 登録 平成28年6月18日 東京都登録
附属 ・素銅地金着はばき
・鮫研出鞘脇指拵
価格 275,000 円(税込)



大磨上で元は打刀であったものでしょう。現状では元先の差目立っては開かず、切先延びた鋭い造り込みで、地鉄は杢目肌良く練れて詰み、鎬地柾がかり、刃文は匂口明るく冴えた大尖り互ノ目で、乱れの山は鎬地に迫る程厳めしいのが印象的です。特筆すべき疵欠点は見られず、研ぎ上がりが期待できる作品です。
研磨参考価格 … 上研磨176,000円(税込)  中上研磨140,800(税込)  並研磨88,000円(税込)

附属の拵は見る者の眼を惹く鮫着せの磨き鞘。小柄と割笄も附属しており、柄は漆をかけた堅牢な仕上げ。鐔は波に兎図で厳めしさの中に愛らしさを伴っています。
※指表の瓦に補修痕が在ります。上手とは呼べない修復ですので、しっかりとした修復を施し、拵の価値も高めて頂ければと思います。お気軽に御用命下さい。

裸身重量426グラム。  拵に納めて鞘を払った重量666グラム。


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