刃長 |
一尺四寸五分一厘弱 / 43.98 cm |
反り |
二分八厘 / 0.85 cm |
元幅 |
31.9 mm |
元重 |
6.8 mm |
先幅 |
物打28.7 mm |
先重 |
物打5.5 mm |
目釘穴 |
1個 |
時代 |
室町後期
The latter period of Muromachi era |
鑑定書 |
― |
登録 |
平成18年11月7日 兵庫県登録 |
附属 |
・素銅地二重はばき
・白鞘 |
価格 |
120,000 円(税別)
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登録証では『兼光作』と記載されていますが、『兼房作』とも読めそうです。
この脇指は三ツ棟で寸法の割に重ね厚めで身幅も広め。身幅が広い刀剣を段平と称しますが、その呼称に相応しい造り込み。地鉄は杢目で刃方と棟方が柾がかる点等からも、末関系鍛冶の作であることが窺えます。元はもう少し身幅もあったものと思われ、鍛えられた当時の姿を思い浮かべてみると、まさに大段平と言えるでしょう。
地鉄には映りごころも見られ、刃文は匂口深く、互ノ目乱れを焼き上げており、所々に尖りごころの刃が交じり、刃中には金筋や細かな砂流が現れています。帽子は表裏共に乱れ込んで地蔵帽子となり、返りを深く焼き下げて棟焼きを形成しています。
現状古研ぎですが地刃の観賞には支障ございません。余力ある方は再研磨或いは仕上げ直しを施して更なる地刃の冴えをお楽しみ頂ければと思います。
裸身重量417グラム。
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