脇指 676 |
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兼房(新刀) |
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- Kanefusa - |
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刃長 |
一尺四寸九分六厘弱 / 45.34 cm |
反り |
三分六厘弱 / 1.1 cm |
元幅 |
32.8 mm |
元重 |
7.6 mm |
先幅 |
物打26.0 mm 横手位置23.1 mm |
先重 |
物打5.4 mm 松葉位置4.8 mm |
目釘穴 |
2個 |
時代 |
江戸前期
The early period of Edo era |
鑑定書 |
特別保存刀剣鑑定書 |
登録 |
平成26年12月19日 奈良県登録 |
附属 |
・銀はばき(新調済み)
・白鞘 |
価格 |
880,000 円(税込)
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兼房は関の善定派に属す関惣領家で関鍛冶の頭領でした。兼常の門人であり、若狭守氏房の父と言われています。室町時代の文明から天正頃にかけてその遺作が見られ、中でも平造小脇差と短刀を多く残しており、匂締まる大きな互の目丁子乱れを特徴とした『兼房乱れ』と呼ばれる独創的な刃文を完成させたことでも名高い名工です。
この脇指はその名跡を受け継ぐ後代の兼房による作品ですが、身幅広く重ねもたっぷりとした豪壮な姿と、兼房乱れを更に迫力ある仕立てにした刃文が印象的。柾気が強い杢目肌は少しく肌立ち、匂口極めて明るく冴えた互ノ目乱れで、上述の通り御家芸である兼房乱れを大振り且つ、飛焼を交えてどことなく濤瀾乱れを意識したような刃取り構成。焼頭には足が入り、地鉄に絡んで細かな砂流が随所に見られ、迫力に満ちた力作。新刀兼房の作品の中でも指折りの傑出の出来口を誇っています。
当店にて銀はばきを新調し、研磨コンクール入賞歴を持つ上手の研師によって上研磨を施しました。研ぎ上がったばかりの差し込み研ぎの妙を存分に御堪能下さい。
裸身重量477グラム。
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。
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