脇指 662 河内大掾國定
- Kawachi daijo Kunisada -

刃長 一尺六寸五分三厘弱 / 50.1 cm 反り 二分三厘弱 / 0.7 cm
元幅 28.7 mm 元重 6.5 mm
先幅 物打22.7 mm  横手位置19.0 mm 先重 物打4.9 mm  松葉先3.8 mm
目釘穴 1個 時代 江戸前期
The early period of Edo era
鑑定書 登録 昭和44年1月7日 新潟県登録
附属 ・素銅はばき
・白鞘
価格 198,000 円(税込)



國定は美濃の名工兼定の流れを汲む会津兼定一門の刀工で、俗名を古川孫太夫。正保中河内大掾を受領。刃味に定評があり、業物指定されています。入道兼定の弟としても知られます。

この脇指は杢目肌良く練れて詰み、少しく肌が立ち、鎬地は柾が強く現れた地鉄に、匂口明るく冴えた湾れ調子に互ノ目を交えた刃取りで、刃中には金筋が見られます。
※2019年12月の保存刀剣審査に於いて、銘に研究の余地ありとして保留となりました。真贋の程は今後の研究に委ねられますが、美術刀剣として価値ある一刀です。

裸身重量464グラム。


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