脇 656 無銘(志賀関)
- Mumei (Shiga Seki) -

刃長 一尺八寸二分六厘強 / 55.35 cm 反り 五分三厘強 / 1.63 cm
元幅 26.2 mm 元重 7.6 mm
先幅 物打19.3 mm  横手位置15.8 mm 先重 物打5.3 mm  松葉位置4.0 mm
目釘穴 1個 時代 室町中期明応頃(1492~)
The middle period of Muromachi era
鑑定書 保存刀剣鑑定書 登録 H30年3月17日 東京都登録
附属 ・黒蝋塗鞘打刀拵(大小拵)
・素銅地金着はばき
・白鞘 / 継木
価格 大小で
650,000 円(税別)


脇指 657 賀州住兼若(三代)
- Gashu ju Kanewaka (3rd Gen) -

刃長 一尺五寸八厘弱 / 45.71 cm 反り 六分二厘強 / 1.9 cm
元幅 26.4 mm 元重 5.6 mm
先幅 物打19.7 mm  横手位置16.5 mm 先重 物打4.4 mm  松葉先3.6 mm
目釘穴 1個 時代 江戸前期延宝頃(1673~)
The early period of Edo era
鑑定書 日本刀剣保存会鑑定書 登録 平成30年10月21日 東京都登録
附属 ・黒蝋塗鞘脇指拵(大小拵)
・素銅地金着はばき
・白鞘 / 継木
価格 大小で
650,000
円(税別)



大刀
尾州山田庄内の志賀で活躍した所から志賀関または山田関とも呼称される一派で、主に室町時代中期の明応頃に活躍しました。 代表的な刀工に兼延が居て数代続いていおり、志津兼延と混同されることが多い事でも知られます。これは作風や地鉄が極めて似ているからであり、在銘品が少ないのも、磨り上げられて志津や直江志津に極められている作品が多いからであろうと推測されます。

この刀は寸法上は種別が脇指となりますが、高禄の上士はこうした長脇指や短寸の刀を大小にする傾向が強く、本刀もそうした上士の所有であったものです。
元先の幅が程好く落ち、帽子は延びごころ。優雅な姿勢でありながら鋭さを感じさせ、地鉄は杢目肌良く練れて詰むも少しく肌立ち、淡く映りごころもあって、鎬地、刃縁は柾がかる。
刃文は匂口明るく冴えた互ノ目乱れで、刃縁には砂流が随所に見られ、二重刃風の刃や丁子がかった互ノ目も交えた華やかで見応えある出来口を示しています。


小刀
加賀の名工である兼若は数代続いており、代々金沢藩主前田家の抱え工として活躍しました。
この地には兼若派の他に陀羅尼派・藤島派などの各流派がありますが、その中でも兼若派は良工が多い事で知られています。
この脇指は三代、四郎右衛門兼若と極められており、地鉄は小板目柾よく練れて詰み、鎬地柾がかり、刃文は互ノ目丁子乱れを焼き幅広く焼き上げ、足よく入り、所々で互ノ目丁子の腰が開き、乱れの山に小足入って更に細かな互ノ目を成し、刃縁には砂流が顕著に現れて大粒の沸が刃縁から地に零れ、刃長に対して反りが深く、切先が延びた鋭い造り込みとなっています。


附属の拵は高禄の上士に相応しい立派な金具が用いられた大小拵で、金着の切羽等全てがすり替わることなく、うぶのまま今日まで残されてきたことにでも非常に価値が高く、木賊図の縁頭や菊花図の鐔、古金工と思しき武鑑図目貫等、どれもが独り歩きできる程の見事な仕事がなされています。
大小同時に登録されなかったことにより、登録年月日や登録番号が同日や連番ではありませんが、画像をご覧いただくとお判り頂けるように、はばきも全て完全なる大小揃の価値高い逸品です。
是非とも保存刀装鑑定、特別保存刀装鑑定を御受審頂き、末長く家宝として御愛蔵頂きたく思います。

(大)裸身重量481グラム。  拵に納めて鞘を払った重量761グラム。
(小)裸身重量310グラム。  拵に納めて鞘を払った重量547グラム。


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