脇指 616 無銘(伝 忠光 土佐山内家伝来)
- Mumei(Den Tadamitsu) -

刃長 一尺七寸四分七厘弱 / 52.95 cm 反り 四分六厘弱 / 1.4 cm
元幅 25.7 mm 元重 6.4 mm
先幅 物打21.0 mm  横手位置19.3 mm 先重 物打4.9 mm  松葉位置4.4 mm
目釘穴 1個 時代 室町中期
The middle period of Muromachi era
鑑定書 書付 登録 昭和29年10月25日 岡山県登録
附属 ・下貝金着上貝金無垢土佐柏紋二重はばき
・白鞘
価格 500,000 円(税別)



杢目肌良く練れて肌立ち、棒映り立つ。匂口明るく冴えた直刃を焼き上げ、指表は匂口の幅に広狭を持たせ、裏は匂口の幅揃い、横手下に葉を交え、帽子は直ぐに丸く返る。
はばきの上貝は金無垢で重さは10グラム。※上貝のみの重さ。 土佐柏と称される土佐山内家の定紋が丁寧に刻されています。金無垢の贅沢なはばきを装着していることからも、土佐山内家の蔵刀であり、大切に伝わってきた様子が窺えます。

山内家が用いた柏紋は、一般的な三ツ柏紋より細い「丸に三ツ細柏」と呼ばれるもので、山内一豊の頃に用いられていましたが、時代が下がり江戸時代になると、今日見かける極端に細い細三ツ柏紋、俗に言うところの土佐柏と呼ばれる物へとデザインが変わります。
この脇指のはばきに刻された細三ツ柏紋は、デザインから見れば限りなく初期の頃の山内家の定紋であり、研究資料としても価値高い逸品。ひょっとするとあの山内一豊自身が手にしていた物かもしれないと考えると、胸が高まって仕方ありません。

附属する昭和29年11月の本脇指譲渡の書付を見ますと、拵付と記されているので、贅を尽くした立派な拵が附属していたのではないでしょうか。今その拵が離れてしまったことは非常に残念極まりない。譲渡書に登場する松尾三良、坂本登志夫、両氏についても調査されると面白い発見があるかもしれません。

然るべき研磨を施し、日本美術刀剣保存協会の鑑定書を付けてから御紹介する予定でしたが、ひとまず研磨前の現状のまま御案内さしあげる次第です。山内家の蔵刀を入手頂ける絶好の機会をお見逃しなく!!

裸身重量385グラム。


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