脇指 601 |
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越後守包貞(二代)(坂倉言之進照包) |
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- Echigo no kami Kanesada - |
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刃長 |
一尺七寸三分三厘弱 / 52.53 cm |
反り |
三分一厘弱 / 0.95 cm |
元幅 |
31.7 mm |
元重 |
7.1 mm |
先幅 |
物打25.4 mm 横手位置23.7 mm |
先重 |
物打5.6 mm 松葉位置5.1 mm |
目釘穴 |
1個 |
時代 |
江戸前期延宝頃(1673~)
The early period of Edo era |
鑑定書 |
― |
登録 |
平成28年5月21日 東京都登録 |
附属 |
・素銅地金鍍金二重はばき
・黒蝋塗鞘 |
価格 |
352,000 円(税込)
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二代包貞は初代越後守包貞に学び、娘婿となてその跡目を継ぎ、初め越後守包貞を名乗っていましたが、初代の実子である岩松が成人すると、越後守包貞の名を譲り、自らは坂倉言之進照包と改めました。
包貞から照包に改銘した時期については、「坂倉言之進照包・越後守包貞隠居 延宝八年二月吉日」と銘した作が現存することから、おそらく延宝八年頃と思われます。
作風は助広に倣った濤欄乱れや文殊風の互の目乱れなどが多く、稀に大湾れや或いは直刃の作も見られ、そのいずれの作柄でも、匂いが深く沸のよくついた、匂口明るい出来口となるのが通例です。
この脇指は、小板目に杢交じり、地沸が微塵に厚くついた精良な地鉄に、濤瀾風の大互ノ目丁子を焼いた作品で、、直ぐ調の焼出しが見られ、小湾れや小互の目等を交えて飛び焼きを織り交ぜ、先に行くに従って乱れは大きく、一派の伝統である文珠風の鍛法を基礎に、見事な濤瀾風の乱れ刃を焼きあげ、匂深で沸が厚くむらなくよくつき、匂口が明るく冴え、二代越後守包貞の特色がよく表わされています。
※刀身、鞘、はばきのみの御案内となります。白鞘、銀はばき、上研磨諸工作渡し御希望の方は30万円(税込)にて承ります。
裸身重量561グラム。
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。
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